2021/02/21 10:50
みなさん、こんにちは！
今日は、なかなか勉強が手につかない人
やる気はあるのに勉強できない人
について、それをどうすれば解決していけるか
お話したいと思います。
私自身、これまでたくさんの生徒さんを見てきましたが
なかなか勉強したくても手につかない子は
絶対に分厚い参考書や問題集を使ってはいけません！
これは心理的に、制限がかかるからです。
自分では意識できないところで、
無意識に、行動が制限されています。
そのためやろうと思っても
参考書があけられなかったり
問題集をやりはじめても
途中でくじけてしまったりします。
これについて私自身が同じ経験を
しているため痛いほどよくわかります。
好きな教科ですら、分厚い本を
開くのはなかなか一苦労です。
私はどうすればこれを解決できるか
大人になってから様々な本を読みました。
その中で作業療法士さんが書いた本で
どのようにすれば
すぐにやれるようになるか
やり続けられるようになるか
を述べたものが印象に残りました。
つまりやるかやらないかは
しくみである
ということです。
もちろん性格（なまけぐせ）などは
様々ありますが
ほとんどの人間は
がんばれないものです。
それをどうしくみでカバーするかという
ことが大事だというのです。
私の経験ですが、
以前、ある専門書を読む必要がありました。
とても分厚く500ページ以上ある本でした。
本も厚い上、章もかなりありました。
そこでこの本で書かれていたように
とにかく取り組み
やすくすることを考えました。
そこでどうしたかというと
本を3分割にしました！
破って自分で製本し直したのです！
結果はというと・・・
素晴らしい効果でした！
持ち運ぶことができ、さらに気軽に
本を開けるようになりました。
そのため習得も思った以上に早くなり
深く読み込めるようになりました。
ある範囲に絞られたことによって
そこに集中できたためです。
脳は無意識に別のことにも
意識しているため
たくさんのページがあると、
無意識にエネルギーを消耗してしまっているのです。
そのため少ないページだとエネルギー浪費を
防ぐことができ効率よく吸収できるようになります！
このことは、受験勉強に大いに役立ちます！
何か不得意なものを勉強するとき
やる気がでないものをするときはとくにですが
「薄い本（参考書・問題集）をする」
ということです。
これまで、とくに家庭教師で見てきた子は
ほとんどの場合、薄い本に変えることで
勉強をしやすくできました。
そこからやる気アップ、
成績アップにつながっていきました。
もし、みなさんが
なかなか勉強できないな～と思われたら
ぜひ今回の方法で試してみてくださいね！
